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小次郎講師の
週間チャート分析レポート

リスク選好の動きが続く中、NYダウ・日経225は第1ステージ(上昇期)を維持!

2019/11/12

皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。米中貿易協議の進展期待などからリスク選好の動きが続いています。NYダウは上昇期の第1ステージを維持しており、更に史上最高値を更新してきましたのでトレンドに勢いが出てきたのが分かります。このまま史上最高値更新を続けるのかを見ていきましょう。日経225も上昇期の第1ステージを維持しています。昨年の12月の高値を更新して更にトレンドに勢いが出てきました。このままトレンド継続となり昨年の10月の高値を更新するのかどうかに注目していきましょう。

南米チリでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)開催中止により、米中貿易協議への署名の実現が危ぶまれていましたが、トランプ米大統領が米中貿易協議「第1段階」の合意文書に署名するための首脳会談候補地の一つとして、中西部アイオワ州を検討していると記者団に述べたことで、米中貿易協議の進展への期待感が高まりました。

また、ロス米商務長官は、米メディアに対して、安全保障上の懸念を理由に米国企業から中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)への製品輸出を禁じた制裁の緩和を近く判断すると表明しました。そして、中国外務省報道官が、習近平中国国家主席とトランプ大統領が「さまざまな手段」を通じて継続的に連絡を取り合っていると語ったことも両国の摩擦緩和への期待につながりました。さらに、英紙によるとトランプ米政権が対中制裁関税第4弾の一部撤廃を検討しており、9月1日に導入した輸入品約1,120億ドル(約12兆円)相当に対する追加関税を軽減するかを協議していると報道がなされました。

ところが、米通信社によるとトランプ米政権高官の話として、米中貿易協議「第1段階」合意に署名するための首脳会談が12月にずれ込む可能性があると報道されました。一方で、中国商務省の報道官は米中両政府が「協議の進み具合に合わせ、追加関税を段階的に撤廃することに同意した」と表明しました。それに対してトランプ米大統領は、米中両国が互いの輸入品に課している追加関税を段階的に撤回することで一致したとする中国政府の見解に対し、現時点で「何も合意していない」と否定しました。

米中協議の進展期待に加え、米雇用統計で労働市場の底堅さが示されたことや、米連邦準備制度理事会(FRB)による3会合連続の利下げ、7~9月期決算で主要企業の大半が市場予想を上回ったことなどにより、NYダウは連日史上最高値を更新しています。主要企業の決算が峠を過ぎたことで、手掛かり材料に乏しい展開になることも想定されますが、米国などの経済指標の結果などの影響が大きくなるかもしれませんので注目して見ていきましょう。

週間の概況

注目イベント

□注目イベント

11月13日(水)08:50(日本)10月国内企業物価指数
11月13日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
11月13日(水)22:30(米国)10月消費者物価指数
11月14日(木)08:50(日本)7-9月期四半期実質GDP
11月14日(木)09:30(豪国)10月新規雇用者数、10月失業率
11月14日(木)11:00(中国)10月小売売上高、10月鉱工業生産
11月14日(木)16:00(独国)7-9月期GDP
11月14日(木)19:00(ユーロ圏)7-9月期四半期GDP
11月14日(木)22:30(米国)10月卸売物価指数
11月14日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
11月15日(金)13:30(日本)9月鉱工業生産
11月15日(金)19:00(ユーロ圏)9月貿易収支
11月15日(金)19:00(ユーロ圏)10月消費者物価指数
11月15日(金)22:30(米国)11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
11月15日(金)22:30(米国)10月小売売上高
11月15日(金)23:15(米国)10月鉱工業生産
11月18日(月)24:00(米国)11月NAHB住宅市場指数
11月19日(火)09:30(豪国)豪準備銀行(RBA)、金融政策会合議事要旨公表
11月19日(火)18:00(ユーロ圏)9月経常収支
11月19日(火)22:30(米国)10月住宅着工件数
11月19日(火)22:30(米国)10月建設許可件数


*今週は日本やドイツ、ユーロ圏のGDPに注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値24,579円 安値21,125円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値27,733ドル 安値25,663ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週は、ファンダメンタルズと価格の”不一致”について、「マーケットが常に正しい」ということをお伝えしました。

相場が一時的に逆方向に動いて当初設定したロスカットラインにタッチしたら、そのときには手仕舞いを余儀なくされます。

ところがファンダメンタル分析を究めたと自信を持ち、結果として打ち立てた予想を信じれば信じるほどロスカットできなくなるのが人間です。最終的に価格は上がるのだと強く思っていれば、途中の下げは我慢のしどころととらえ、逆にナンピン買いのチャンスが巡ってきたという気持ちになるかもしれません。

ところが、そういうときに限って価格はさらに下がるものです。

どれほど先高に自信があっても、価格がロスカットラインに触ったら損切りするのがトレードの大原則だとすると、大局を予想してのトレードは正解とは言えないはずです。

そこで時間的には中期的な観点から、トレンドに乗って相場を取るという発想に到達します。

“The trend is your friend”

トレンドは友だちです。トレーダーはトレンドを大切にしましょう。トレンドを見つけ、トレンドに乗るために、テクニカル分析はあるのです。

そうはいっても、テクニカル分析が万能というわけではありません。来週は、そのテクニカル分析の長所と問題点をみていきましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

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