小次郎講師の
週間チャート分析レポート

米雇用統計が約50年ぶりの好結果に!NYダウが第1ステージ(上昇期)に復活!

2019/12/10

皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。米中貿易協議に対する期待と懸念が交錯する動きにより価格が反落する動きもありましたが、米国の雇用統計の好結果などを受けて反発してきています。NYダウは第1ステージから第2ステージに移行するも再び第1ステージに戻り、ステージの1→2→1の押し目買いのパターンとなっています。第1ステージは上昇期となります。史上最高値を更新してから利益確定売りがでたような動きを見せています。ここから更に史上最高値の更新を続けるのかを見ていきましょう。日経225は第1ステージの上昇期が続いています。ただ、短期移動平均線が帯の上で横向きに波を打っている動きですので短期移動平均線と帯の関係に注目しましょう。上昇の勢いが出てくれば昨年10月の高値更新に向けた動きになります。短期移動平均線が帯に突入すればトレンドの勢いが無くなっていきますので注意して見ていきましょう。

米通商代表部(USTR)は、フランスが導入した米IT大手に対する「デジタルサービス税」は不当として、24億ドル分の仏製品に最大100%の制裁関税を検討すると発表しました。さらにトランプ米大統領はブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに追加関税を課すと表明しており、米中だけでなく世界的な貿易摩擦の激化が世界経済や企業収益を圧迫するとの懸念が広がりました。

中国からの輸入品ほぼ全てに課税対象を広げる制裁関税第4弾の全面的な発動が15日に迫る中、ロス米商務長官は協議が進展し、話し合う時間がもう少し必要になるといった見送る理由がない限り、第4弾の発動に移るとの見通しを示しました。ただ、第4弾の発動は米中両国の経済に深刻な影響を及ぼすために最終的には回避されるとの見方も市場関係者の間では根強いようです。

また、中国政府が米国産豚肉や大豆を追加関税の対象から外すことを改めて強調しており、対米貿易協議の「第1段階」の合意に向けた詰めの交渉が続く中、米農産品購入拡大の姿勢を示して米国の譲歩を引き出す狙いがあるようです。一方、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、協議が進展したとしつつも、第1段階合意の成果文書に署名する準備はできていないとも発言しました。期待と懸念が交錯しており今後も目が離せない状況が続きそうです。

米労働省発表の11月の雇用統計では、景気動向を示す非農業部門就業者数が前月比26万6,000人増となり、市場予想を大きく上回る伸びを見せました。米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のスト収拾などで製造業が持ち直し、増加幅は10カ月ぶりの大きさとなりました。失業率も2カ月ぶりに低下し、約50年ぶりの低水準となる3.5%となりました。米経済を支える雇用の好調ぶりが示されたことで、株式市場の買い材料となりました。米経済の好調と世界的な貿易摩擦の懸念とが交錯する動きが予想されますので、ここからの展開に注意して見ていきましょう。

週間の概況

注目イベント

12月11日(水)08:50(日本)11月国内企業物価指数
12月11日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
12月11日(水)22:30(米国)11月消費者物価指数
12月11日(水)28:00(米国)11月月次財政収支
12月12日(木)04:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)
12月12日(木)04:30(米国)パウエルFRB議長、定例記者会見
12月12日(木)16:00(独国)11月消費者物価指数
12月12日(木)19:00(ユーロ圏)10月鉱工業生産
12月12日(木)21:45(ユーロ圏)欧州中央銀行(ECB)政策金利
12月12日(木)22:30(ユーロ圏)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
12月12日(木)22:30(米国)11月卸売物価指数
12月12日(木)22:30(米国)新規失業保険申請件数
12月13日(金)08:50(日本)10-12月期日銀短観
12月13日(金)13:30(日本)10月鉱工業生産
12月13日(金)22:30(米国)11月小売売上高
12月13日(金)24:00(米国)10月企業在庫
12月16日(月)11:00(中国)11月小売売上高、11月鉱工業生産
12月16日(月)22:30(米国)12月ニューヨーク連銀製造業景気指数
12月16日(月)24:00(米国)12月NAHB住宅市場指数
12月17日(火)09:30(豪国)豪準備銀行(RBA)、金融政策会合議事要旨公表
12月17日(火)18:30(英国)11月失業保険申請件数、11月失業率
12月17日(火)18:30(英国)10月失業率(ILO方式)
12月17日(火)19:00(ユーロ圏)10月貿易収支
12月17日(火)22:30(米国)11月住宅着工件数
12月17日(火)22:30(米国)11月建設許可件数
12月17日(火)23:15(米国)11月鉱工業生産


*今週はFOMCとECBの金融政策の結果に注目しましょう。新規失業保険申請件数の結果も確認しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値24,576円 安値21,125円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。
そこに注目していきましょう。

重要な価格

高値28,500ドル 安値25,663ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週は勝てるトレーダーになるためのテクニカル分析について考えていきましょう。

では、いきなりですがここで確認を致します。

次の2つの文章は意味が大きく異なります。その違いを指摘してください。

【テクニカル分析のシグナルの意味】

(1)テクニカル分析の買いシグナルはこれから相場が上がるであろう局面を、売りシグナルは下がるであろう局面を教えてくれる

(2)テクニカル分析の買いシグナルは買いにエッジがある局面を、売りシグナルは売りにエッジがある局面を教えてくれる

この二つの違いがわかりましたか?

相場が上がるだろう、あるいは下がるだろうというのは予想です。それに対して買いまたは売りにエッジがあるというのは確率の話です。

例えば、「(1)」の考え方で、これから上がるであろう局面で買ったとします。ところが結果的に価格が下がったとすれば、その買いは失敗ということになります。

一方、「(2)」の考え方で買いにエッジがある局面で買ったとします。同じく、結果的に価格が下がったとします。しかし、それは「想定内」なのです。

果たして、この両者の違いはどこから来るのでしょう。

確率では、つねに反対側の動きが起きることを想定しています。仮に相場が上昇する確率が66%の時に買ったとしたら、3回に1回は下がるはずです。ですから、その下げは想定内といえます。そういうこともあるとしっかり認識したうえで、最終的には大数の法則に基づいて勝てると確信しているのです。

ゆえに目先の勝ち負けで一喜一憂する必要はありません。

テクニカル分析の売買シグナルが、上昇トレンドや下降トレンドを教えてくれる便利なツールだと勝手に思い込み、「外れた」「だまされた」と恨み事を言うトレーダーもいます。

しかし、エッジの本質を正しく理解すれば、すべてのテクニカル指標は役に立つことがわかるはずです。

次週は、最終的な目標である「安定的に勝てるトレーダー」になるために大切なことをお伝えします。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

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