小次郎講師の
週間チャート分析レポート

バイデン氏は党の候補者指名辞退!日経225は第2ステージ(上昇相場の終焉)へ!

2024/7/23

週間変動ランキング

取引日:2024/7/15~2024/7/19
順位 商品 終値(取引日:7月19日) 前週比 前週比率 高値 安値
1 ラッセル2000リセット付証拠金取引 2,183.8 33.5 1.56% 2,288.7 2,159.1
2 NYダウリセット付証拠金取引 40,242 279 0.70% 41,356 40,010
3 金ETFリセット付証拠金取引 35,052 -282 -0.80% 36,442 34,943
4 FTSE100リセット付証拠金取引 8,150 -70 -0.85% 8,250 8,115
5 原油ETFリセット付証拠金取引 3,371 -96 -2.77% 3,490 3,360
6 DAX®リセット付証拠金取引 18,141 -534 -2.86% 18,712 18,137
7 プラチナETFリセット付証拠金取引 14,016 -532 -3.66% 14,810 13,865
8 日経225リセット付証拠金取引 39,725 -1,556 -3.77% 41,663 39,627
9 NASDAQ-100リセット付証拠金取引 19,542 -773 -3.81% 20,588 19,476
10 銀ETFリセット付証拠金取引 4,256.5 -233 -5.19% 4,605.9 4,208.2

皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。

米民主党のバイデン大統領は21日、11月の大統領選を戦う党の候補者指名を辞退し、選挙戦から撤退すると表明しました。後継候補にハリス副大統領を支持すると明らかにしました。

NASDAQ-100は上昇期である第1ステージから上昇相場の終焉である第2ステージに移行してきました。このまま短期移動平均線が帯を下抜ければ下降相場の入口である第3ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇期である第1ステージに逆行します。

NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくるとトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

日経225は上昇期である第1ステージから上昇相場の終焉である第2ステージに移行してきました。このまま短期移動平均線が帯を下抜ければ下降相場の入口である第3ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇期である第1ステージに逆行します。

原油ETFは上昇期である第1ステージから下降相場の入口である第3ステージに移行してきました。このまま中期移動平均線が長期移動平均線を下抜ければ下降期である第4ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに逆行します。

トランプ氏が大統領に返り咲けば各種規制が緩和されるとの思惑から、金融や医療保険サービス銘柄が上昇。「メキシコ国境の壁建設工事が増えるという連想」を背景に建機メーカーなども買われました。気候変動対策の後退が見込まれ、石油企業が値上がりした一方で、再生可能エネルギー関連銘柄は下落しました。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長による先週の議会証言以降、9月の利下げ開始期待が台頭し、これまで買いが集中していたエヌビディアなど半導体企業に利益確定売りが出て、その資金が出遅れ感のあった他の幅広い銘柄に向かっているとの見方もあるようです。

6月の米小売売上高は前月比横ばいで、市場予想を上回りました。前月の数値も上方修正され、市場関係者の間では、消費は減速しているが、過度に落ち込んでいないと好意的に受け止められました。

米連邦準備制度理事会(FRB)による9月の利下げ開始観測や、11月の大統領選でトランプ前大統領が勝利するとの予想も引き続き買いを支えました。一方、これまで米株高をけん引してきた半導体大手エヌビディアなど大型IT株には利益確定の売りが出ました。

米紙によると、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁はFRBによる利下げが今後数カ月で正当化される可能性があるとの考えを示したと伝えました。過去3カ月の物価指標は「我々が求めていたインフレ鈍化のトレンドに近づいた」ことを示したと述べました。

バイデン政権が東京エレクトロンやオランダのASMLホールディングなどの企業を名指しし、先端半導体技術へのアクセスを中国に提供し続ける場合、最も厳しい貿易制限措置をとることを検討していると同盟国に伝えたとの報道がでました。また、これとは別に、トランプ前大統領が「台湾は米国に防衛費を支払うべきだ」と述べ、台湾情勢を巡る先行き不透明感から半導体業界への悪影響が懸念されています。

株式相場の予想変動率を示す「VIX指数」は一時16を超えました。不安心理の高まりを示す目安とされる20を下回っているものの、足元で急上昇しています。

米マイクロソフト(MS)のクラウドサービスや基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」搭載端末でシステム障害が起き、航空会社や銀行など多くの企業に混乱が生じました。投資家のリスク回避姿勢が強まり、幅広い銘柄が売られました。

米民主党のバイデン大統領は21日、11月の大統領選を戦う党の候補者指名を辞退し、選挙戦から撤退すると表明しました。後継候補にハリス副大統領を支持すると明らかにしました。大統領の職務は2025年1月の任期まで続けるとのことですが、4カ月を切った大統領選をどう戦うかという課題が民主党に与えられました。

週間の概況

注目イベント

7月24日(水)17:00(ユーロ圏)7月製造業購買担当者景気指数
7月24日(水)17:00(ユーロ圏)7月サービス部門購買担当者景気指数
7月24日(水)17:30(英国)7月製造業購買担当者景気指数
7月24日(水)17:30(英国)7月サービス部門購買担当者景気指数
7月24日(水)20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
7月24日(水)22:45(米国)7月製造業購買担当者景気指数
7月24日(水)22:45(米国)7月サービス部門購買担当者景気指数
7月24日(水)22:45(米国)7月総合購買担当者景気指数
7月24日(水)23:00(米国)6月新築住宅販売件数
7月25日(木)08:50(日本)6月企業向けサービス価格指数
7月25日(木)21:30(米国)4-6月期四半期実質GDP
7月25日(木)21:30(米国)4-6月期四半期GDP個人消費
7月25日(木)21:30(米国)4-6月期四半期コアPCE
7月25日(木)21:30(米国)新規失業保険申請件数
7月25日(木)21:30(米国)6月耐久財受注
7月26日(金)08:30(日本)7月東京都区部消費者物価指数
7月26日(金)14:00(日本)5月景気一致指数・5月景気先行指数
7月26日(金)21:30(米国)6月個人消費支出
7月26日(金)23:00(米国)7月ミシガン大学消費者態度指数
7月30日(火)08:30(日本)6月失業率、6月有効求人倍率
7月30日(火)14:30(仏国)4-6月期GDP
7月30日(火)17:00(独国)4-6月期GDP
7月30日(火)18:00(ユーロ圏)7月消費者信頼感
7月30日(火)18:00(ユーロ圏)7月経済信頼感
7月30日(火)18:00(ユーロ圏)4-6月期四半期GDP
7月30日(火)22:00(米国)5月住宅価格指数
7月30日(火)22:00(米国)5月ケース・シラー米住宅価格指数
7月30日(火)23:00(米国)6月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
7月30日(火)23:00(米国)7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)


*今週は欧米のGDPに注目しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第2ステージ

第2ステージは上昇相場の終焉です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。

・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値42,536円 安値36,723円

※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ

第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。

・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値41,356ドル 安値37,202ドル

※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

NASDAQ-100分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第2ステージ

第2ステージは上昇相場の終焉です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。

・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値20,762ドル 安値18,476ドル

※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

原油ETF分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第3ステージ

第3ステージは下降相場の入口です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。

・下降トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を下抜けていきます。

重要な価格

高値3,646円 安値3,000円

※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週の宿題を確認しましょう。

宿題はこちらでした。

「ゴールデンクロス=「買い」、デッドクロス=「売り」ではありますが、なぜ、それらが買いサインや売りサインになるのでしょうか?」

先週の宿題を回答していない方は、ここで考えてみましょう。

上がると思い、ある銘柄を買いました。しかし、その後に価格が下がったとしましょう。買い方の心理としては、上がってくれと祈るか、損切りするかを検討するでしょう。これが、思惑が外れた投資家の心理です。

では、そこから価格が回復して、自分が買った価格を上回ったら、どういう心理状態に変化するでしょうか。

当然、不安な気持ちから嬉しい気持ちに変化していくでしょう。損切りしなくてよかった、あるいは、どこまで上昇するか楽しみだという心理に移っていくはずです。

この心理の変化が重要です。

つまり、損益がマイナスかプラスかで、投資家の心理は全く違うものになるのです。ここが非常に重要であり理解しなければいけないポイントになります。心理的に、投資家が強気になる分岐点がゴールデンクロスであり、逆に弱気になる分岐点がデッドクロスということです。

これが、ゴールデンクロスは買いサインとなり、デッドクロスは売りサインとなる回答となります。

では、今週の宿題を出します。

ゴールデンクロス前後、デッドクロス前後の買い方、売り方の心理状態を考えてみましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

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