小次郎講師の
週間チャート分析レポート

エヌビディアの決算は過去最高へ!NASDAQ-100は第1ステージ(上昇期)を維持!

2024/9/3

週間変動ランキング

取引日:2024/8/26~2024/8/30
順位 商品 終値(取引日:8月30日) 前週比 前週比率 高値 安値
1 DAX®リセット付証拠金取引 18,918 318 1.71% 18,938 18,538
2 日経225リセット付証拠金取引 39,006 615 1.60% 39,086 37,859
3 FTSE100リセット付証拠金取引 8,408 78 0.94% 8,413 8,320
4 金ETFリセット付証拠金取引 33,810 299 0.89% 33,934 33,353
5 NYダウリセット付証拠金取引 41,528 362 0.88% 41,594 40,831
6 ラッセル2000リセット付証拠金取引 2,216.5 -3.4 -0.15% 2,244.3 2,179.2
7 NASDAQ-100リセット付証拠金取引 19,577 -139 -0.71% 19,777 19,131
8 原油ETFリセット付証拠金取引 2,979 -27 -0.90% 3,113 2,955
9 銀ETFリセット付証拠金取引 3,889.7 -71.6 -1.81% 4,018.4 3,867
10 プラチナETFリセット付証拠金取引 12,492 -286 -2.24% 12,994 12,408

皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。

米半導体大手エヌビディアは28日5~7月期決算を発表し、予想を上回る堅調な内容となりましたが、最新の人工知能(AI)向け半導体「ブラックウェル」の開発の遅れを巡る懸念を払しょくできなかったことで株価は一時8%下落しました。

NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

日経225は上昇相場の入口である第6ステージを維持しています。ここから中期移動平均線が長期移動平均線を上抜ければ上昇期である第1ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに逆行します。

原油ETFは下降期である第4ステージを維持しています。このまま帯に傾きが出て間隔が広がってくるとトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行してきます。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は23日に行った講演で、金融政策を転換する「時が来た」と述べ、9月の利下げ開始を明示しました。これを受けて米景気の先行き不安が和らぎました。

米商務省が26日に発表した7月の耐久財受注額は前月比で9.9%増となり、市場予想を大幅に上回りましたが、影響は限定的でした。4~6月期の実質GDP改定値は、季節調整済み年率換算で前期比3.0%増となり、速報値(2.8%増)から上方修正されたほか、市場予想も上回りました。さらに、米労働省が発表した最新週の新規失業保険申請(季節調整済み)は、前週比2,000件減の23万1,000件となりました。堅調な米経済指標を受けて、過度な景気後退(リセッション)懸念が和らぎ、買い安心感が広がりました。

米半導体大手エヌビディアは28日、5~7月期決算を発表し予想を上回る堅調な内容となり、四半期決算としては売上高、純利益とも過去最高となりましたが、最新の人工知能(AI)向け半導体「ブラックウェル」の開発の遅れを巡る懸念を払しょくできなかったことで株価は一時8%下落しました。

7月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比2.5%上昇と、伸び率は前月から変わらず。価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数の上昇率は2.6%と、市場予想を下回りました。消費の堅調さが示される一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げを開始するとの観測が引き続き相場を下支えしました。

週間の概況

注目イベント

9月4日(水) 17:00(ユーロ圏)8月サービス部門購買担当者景気指数
9月4日(水) 17:30(英国)8月サービス部門購買担当者景気指数
9月4日(水) 18:00(ユーロ圏)7月卸売物価指数
9月4日(水) 20:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
9月4日(水) 21:30(米国)7月貿易収支
9月4日(水) 23:00(米国)7月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
9月4日(水) 27:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
9月5日(木) 08:30(日本)7月毎月勤労統計調査-現金給与総額
9月5日(木) 18:00(ユーロ圏)7月小売売上高
9月5日(木) 20:30(米国)8月チャレンジャー人員削減数
9月5日(木) 21:15(米国)8月ADP雇用統計
9月5日(木) 21:30(米国)4-6月期四半期非農業部門労働生産性
9月5日(木) 21:30(米国)新規失業保険申請件数
9月5日(木) 22:45(米国)8月サービス部門購買担当者景気指数
9月5日(木) 22:45(米国)8月総合購買担当者景気指数
9月5日(木) 23:00(米国)8月ISM非製造業景況指数
9月6日(金) 08:30(日本)7月全世帯家計調査・消費支出
9月6日(金) 14:00(日本)7月景気先行指数(CI)・7月景気一致指数(CI)
9月6日(金) 16:00(ユーロ圏)4-6月期四半期GDP
9月6日(金) 21:30(米国)8月非農業部門雇用者数変化
9月6日(金) 21:30(米国)8月失業率
9月6日(金) 21:30(米国)8月平均時給
9月9日(月)08:50(日本)4-6月期四半期実質GDP
9月9日(月)08:50(日本)7月国際収支・経常収支・貿易収支
9月9日(月)14:00(日本)8月景気ウォッチャー調査
9月9日(月)23:00(米国)7月卸売売上高
9月9日(月)28:00(米国)7月消費者信用残高
9月10日(火)08:50(日本)8月マネーストックM2
9月10日(火)15:00(英国)8月失業保険申請件数・8月失業率


*今週は米国の雇用統計と日欧のGDPに注目しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第6ステージ

第6ステージは上昇相場の入口です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けていきます。

・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値39,328円 安値30,000円

※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ

第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。

・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値42,000ドル 安値38,354ドル

※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

NASDAQ-100分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ

第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。

・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値20,762ドル 安値17,219ドル

※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

原油ETF分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第4ステージ

第4ステージは下降期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。

・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。

重要な価格

高値3,646円 安値2,752円

※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

今週は先週出題した宿題のグランビルの法則の「買い」シグナルについて見ていきましょう。

まずは、買いシグナルの4つを見ていきましょう。

【買いシグナル】
①移動平均線がある程度の期間下降した後で、横ばい状態、もしくは少し上昇基調に転じたときに、移動平均線を価格が下から上に抜けてクロスしたところ。

②移動平均線が上昇しているときに、移動平均線を価格が一時的に下回るも直ぐに上昇に転じたところ。

③上昇中の移動平均線の上に価格があり、その後移動平均線に向かって下降していくが、移動平均線を割り込まずに再び上昇するところ。

④価格が下降基調の移動平均線の下にあり、価格が更に移動平均線から大きく乖離したところ。(反発をねらう)

では、今週の宿題です。①から④の買いシグナルは、なぜ、そこが買いシグナルとなるのかを考えてみましょう。グランビルの法則の買いシグナルは4つだということだけで終わってはいけません。それが、なぜ、シグナルなのかを考えることが、本質を理解することに繋がりますので、是非とも、真剣に考えてみましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

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