小次郎講師の
週間チャート分析レポート

米経済はソフトランディングとなるか!?NYダウは第1ステージ(上昇期)維持!

2024/11/26

週間変動ランキング

取引日:2024/11/18~2024/11/22
順位 商品 終値(取引日:11月22日) 前週比 前週比率 高値 安値
1 金ETFリセット付証拠金取引 38,708 2,208 6.05% 38,781 36,600
2 原油ETFリセット付証拠金取引 3,141 178 6.01% 3,162 2,966
3 ラッセル2000リセット付証拠金取引 2,410.2 103.5 4.49% 2,410.2 2,275
4 銀ETFリセット付証拠金取引 4,435.2 162.9 3.81% 4,458 4,293.3
5 プラチナETFリセット付証拠金取引 13,650 365 2.75% 13,841 13,454
6 FTSE100リセット付証拠金取引 8,286 208 2.57% 8,300 8,080
7 NYダウリセット付証拠金取引 44,303 820 1.89% 44,350 42,876
8 NASDAQ-100リセット付証拠金取引 20,776 376 1.84% 20,805 20,298
9 日経225マイクロリセット付き証拠金取引 38,651 576.9 1.52% 38,657.3 37,772
10 日経225リセット付証拠金取引 38,579 567 1.49% 38,590 37,704
11 DAX®リセット付証拠金取引 19,323 143 0.75% 19,350 18,813

皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。

ロシア国防省は、ウクライナ軍が米国製の長距離地対地ミサイルでロシア西部の軍事施設を攻撃したと発表しました。プーチン大統領はウクライナを軍事支援する各国も核攻撃の対象になり得ると示唆したことで地政学的リスクが高まりました。

NASDAQ-100は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

NYダウは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

日経225は下降相場の入口である第3ステージを維持しています。ここから中期移動平均線が長期移動平均線を下抜ければ下降期である第4ステージへ移行します。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに逆行します。

原油ETFは下降相場の入口である第3ステージから上昇期である第1ステージへ逆行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

トランプ次期政権が自動運転規制の緩和を模索しているとの報道を受け、米電気自動車(EV)大手テスラは大幅上昇しました。また、トランプ次期大統領は、エネルギー長官に化石燃料や原子力発電の推進派を充てるとの人事を発表したことで、エネルギーや電力関連の銘柄も値上がりしました。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は先週、利下げを急ぐ必要がないとの見方を示したことで、12月の追加利下げが見送りになる可能性が引き続き意識され、市場関係者の間からは、今後発表される経済指標は強い内容になると見込まれ、雇用統計が下振れしない限り、利下げは見送りの公算が大きいとの見方が広がりました。

ロシア国防省は19日、ウクライナ軍が同日未明に米国製の長距離地対地ミサイルでロシア西部の軍事施設を攻撃したと発表しました。プーチン大統領は同日、核兵器の使用条件を示した核ドクトリンを改定し、ウクライナを軍事支援する各国も核攻撃の対象になり得ると示唆しました。ウクライナ情勢を巡る地政学リスクの高まりを受け、金や原油が反発しました。

20日の取引終了後に発表したエヌビディアの2024年8~10月期決算は、売上高が前年同期比94%増、純利益が2.1倍に膨らみ、いずれも四半期ベースで過去最高となりました。ただ、堅調な業績見通しとなったものの、一部投資家の高い期待に届かなかったことで一時急落しました。エヌビディアは人工知能(AI)ブームに乗り急成長してきました。市場関係者からは、エヌビディア1強となっていたが、他社も開発を進めていることが意識されているとの声も聞かれました。一方、アルファベットは米司法省が20日、首都ワシントンの連邦地裁に対し、米グーグルの検索エンジン市場の独占に対する是正案を提出したことで、株価は急落しました。また、アマゾンはマーケットプレイスで自社ブランドの優遇を行っているか否かを巡り欧州連合(EU)の調査を受ける可能性が高いと報じられたことが嫌気されました。

S&Pグローバルが発表した11月の米購買担当者景況指数の速報値は、サービス業が57.0と予想を上回り、2年8カ月ぶりの高水準を付けました。物価抑制と成長実現を両立する「ソフトランディング」期待に加え、トランプ次期大統領が掲げる減税や規制緩和が企業業績を押し上げるとの見方から、金融株に買いが入りました。

週間の概況

注目イベント

11月27日(水)21:00(米国)MBA住宅ローン申請指数
11月27日(水)22:30(米国)7-9月期四半期実質GDP
11月27日(水)22:30(米国)7-9月期四半期GDP個人消費
11月27日(水)22:30(米国)7-9月期四半期コアPCE
11月27日(水)22:30(米国)10月耐久財受注
11月27日(水)22:30(米国)新規失業保険申請件数
11月27日(水)24:00(米国)10月住宅販売保留指数
11月27日(水)24:00(米国)10月個人所得
11月27日(水)24:00(米国)10月個人消費支出
11月28日(木)米国休場(感謝祭)
11月28日(木)19:00(ユーロ圏)11月消費者信頼感
11月28日(木)19:00(ユーロ圏)11月経済信頼感
11月28日(木)22:00(独国)11月消費者物価指数
11月29日(金)08:30(日本)10月失業率、10月有効求人倍率
11月29日(金)08:30(日本)11月東京都区部消費者物価指数
11月29日(金)08:50(日本)10月鉱工業生産
11月29日(金)08:50(日本)10月小売業販売額
11月29日(金)14:00(日本)10月新設住宅着工戸数
11月29日(金)14:00(日本)11月消費者態度指数・一般世帯
11月29日(金)16:45(仏国)7-9月期GDP
11月29日(金)17:55(独国)11月失業者数、11月失業率
11月29日(金)19:00(日本)外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)
11月29日(金)19:00(ユーロ圏)11月消費者物価指数
11月29日(金)23:45(米国)11月シカゴ購買部協会景気指数
12月2日(月)08:50(日本)7-9月期四半期法人企業統計調査
12月2日(月)18:00(ユーロ圏)11月製造業購買担当者景気指数
12月2日(月)18:30(英国)11月製造業購買担当者景気指数
12月2日(月)19:00(ユーロ圏)10月失業率
12月2日(月)23:45(米国)11月製造業購買担当者景気指数
12月2日(月)24:00(米国)11月ISM製造業景況指数
12月3日(火)08:50(日本)11月マネタリーベース
12月3日(火)24:00(米国)10月雇用動態調査(JOLTS)求人件数


*今週は米国のGDPに注目しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第3ステージ
第3ステージは下降相場の入口です。

今後を読み取る鍵

 短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。
・下降トレンドに移行する場合は、中期移動平均線が長期移動平均線を下抜けていきます。

重要な価格

高値41,000円 安値35,120円
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

 短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値44,600ドル 安値39,978ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

NASDAQ-100分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

 短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値21,500ドル 安値18,386ドル
※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

原油ETF分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ
第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

 短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。
・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。
・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値3,300円 安値2,593円
※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

先週の宿題はグランビルの売りシグナル「④」がどういうものだったのか。また、成功しやすいケースと失敗につながるケースの違いがどこにあるのかを考えてみましょう。というものでした。

売りシグナル④は、価格が上昇基調の移動平均線の上にあって、移動平均線から大きく乖離したところとなります。このシグナル④のポイントとしては乖離が大きいというところです。

これは、買いシグナル④の逆のパターンです。上昇していた価格が急騰したりすると、価格は移動平均線から乖離することになりますが、通常、そうした状態はいつまでも続くものではありません。急騰した相場はいずれ反落します。それにより価格は移動平均線に近づきます。

ここでは、買いシグナル④と同様に、価格が移動平均線から一定以上乖離した後、移動平均線に向けて戻ってくる性質を利用して、売買のシグナルにするものです。

急な上昇に対する一時的なリバウンドという位置づけですから、通常は大きな値幅を取れる場面ではありません。ただ、トレンドの最終局面で大きな乖離が出たときは、そこが天井になり、その後、トレンドに入るというパターンもあります。

これは、買いシグナル④にも言えることですが、明確に移動平均線がクロスするサインとは違いますので注意が必要です。どこに注意するかというと、乖離の大きさという漠然としていることなので、人それぞれ大きさの感じ方が違うということです。人によって感じる大きさが違うということは、大して乖離していなくてもそこをシグナルとして勘違いすることもあるということを理解する必要があります。

では、成功しやすいケースと失敗につながるケースの違いについて見ていきましょう。急騰する上昇幅が大きいほど、その反動が出やすくなりますので成功しやすいケースとなります。また、上昇の角度も大事で鋭いほど反動が出た時に下降しやすくなります。上昇幅と角度に注目しましょう。

では、来週からは移動平均線大循環分析について学んでいきます。今週の宿題は、20日移動平均線と価格の関係、20日移動平均線と5日移動平均線の関係の違いについて考えてみましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

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