小次郎講師の
週間チャート分析レポート

2025年の株価は調整スタートか?NYダウは第4ステージ(下降期)へ!

2025/1/7

週間変動ランキング

取引日:2024/12/30~2025/1/3
順位 商品 終値(取引日:1月3日) 前週比 前週比率 高値 安値
1 原油ETFリセット付証拠金取引 3,351 169 5.31% 3,357 3,181
2 プラチナETFリセット付証拠金取引 13,567 196 1.47% 13,627 12,980
3 FTSE100リセット付証拠金取引 8,220 95 1.17% 8,268 8,095
4 ラッセル2000リセット付証拠金取引 2,269.1 19.4 0.86% 2,270.9 2,201.7
5 金ETFリセット付証拠金取引 38,334 201 0.53% 38,731 37,555
6 銀ETFリセット付証拠金取引 4,291.6 18.2 0.43% 4,324.4 4,148.4
7 DAX®リセット付証拠金取引 19,841 -44 -0.22% 19,971 19,771
8 NYダウリセット付証拠金取引 42,908 -282 -0.65% 43,165 42,330
9 NASDAQ-100リセット付証拠金取引 21,343 -184 -0.85% 21,556 20,814
10 日経225リセット付証拠金取引 39,677 -501 -1.25% 40,408 39,258
11 日経225マイクロリセット付証拠金取引 39,651.6 -501.7 -1.25% 40,394.3 39,229.8

皆さん、こんにちは。

移動平均線大循環分析でくりっく株365の銘柄を見てみましょう。

2024年の株式市場を振り返ると、ダウは終値として初めて4万5,000ドルの大台を突破しました。また、ハイテク株主導の米国の株高は日本にも波及し、24年の大納会を迎えた30日の東京株式市場では、日経平均株価の年末終値が35年ぶりに最高値を更新しました。

NASDAQ-100は上昇期である第1ステージから上昇相場の終焉である第2ステージに移行してきました。ここから短期移動平均線が長期移動平均線を下回れば下降相場の入口である第3ステージに移行します。一方で、短期移動平均線が帯を上抜ければ上昇期である第1ステージに逆行します。

NYダウは下降相場の入口である第3ステージから下降期である第4ステージに移行してきました。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば下降相場の終焉である第5ステージに移行します。

日経225は上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

原油ETFは上昇期である第1ステージを維持しています。ここから帯に傾きが出て間隔が広がってくればトレンドに勢いが出てきます。一方で、短期移動平均線が帯に突入すれば上昇相場の終焉である第2ステージに移行します。

韓国南西部の空港で発生した旅客機事故の機体が米ボーイング製だったことを受け、同社株が大幅に下落しました。

共和党のトランプ前大統領の返り咲きが決まった11月以降、規制緩和が進むとの期待が膨らみ金融株なども買われ、ダウは終値として初めて4万5,000ドルの大台を突破しました。また、ハイテク株主導の米国の株高は日本にも波及し、24年の大納会を迎えた30日の東京株式市場では、日経平均株価の年末終値が35年ぶりに最高値を更新しました。

米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペース鈍化の見通しや、トランプ次期大統領の政策がインフレを招くとの観測を背景に、先月以降、長期金利が大幅に上昇しており、原油高のほか、週間の米失業保険申請件数で雇用情勢の底堅さが示されたことが金利高を支え、株価を圧迫しました。

米サプライ管理協会(ISM)が発表した昨年12月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.3に上昇し、市場予想を上回りました。景気の底堅さを示唆する内容だったため、連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースが鈍るとの観測が浮上し、米長期金利は上昇しました。

3日、トランプ次期大統領が支持する共和党のジョンソン下院議長が再選されました。市場参加者の間では、選出に想定ほど時間がかからず、不透明感も拭えました。トランプ氏の求心力が高まり、政策推進にはプラスだと歓迎されました。

バイデン米大統領は日本製鉄によるUSスチール買収計画を中止するよう命じたことで、経営不振が続く同社の先行きに不透明感が高まりました。

週間の概況

注目イベント

1月8日(水)22:15(米国)12月ADP雇用統計
1月8日(水)22:30(米国)新規失業保険申請件数
1月8日(水)28:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
1月10日(金)22:30(米国)12月非農業部門雇用者数変化
1月10日(金)22:30(米国)12月失業率
1月10日(金)22:30(米国)12月平均時給
1月13日(月) 日本祝日(成人の日)
1月14日(火)08:50(日本)11月国際収支・経常収支・貿易収支
1月14日(火)14:00(日本)12月景気ウォッチャー調査


*今週は米国の雇用統計に注目しましょう。

チャート分析による銘柄診断

日経225分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ

第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。

・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値41,000円 安値35,120円

※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

NYダウ分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第4ステージ

第4ステージは下降期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。

・下降トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がってきます。

重要な価格

高値45,500ドル 安値39,978ドル

※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

NASDAQ-100分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第2ステージ

第2ステージは上昇相場の終焉です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を上抜けていきます。

・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値23,000ドル 安値18,386ドル

※抵抗線・支持線となりやすい価格です。そこを突破することに意味があります。

原油ETF分析

※移動平均線大循環分析の見方はこのレポートの最後にまとめてあります。ご参照ください。

現在のステージ

第1ステージ

第1ステージは上昇期です。

今後を読み取る鍵

短期移動平均線と帯の関係に注目していきましょう。

・上昇トレンドに勢いが出る場合は、帯に傾きが出て間隔が広がっていきます。

・下降トレンドに移行する場合は、短期移動平均線が帯を下抜けていきます。

重要な価格

高値3,400円 安値2,894円

※抵抗線・支持線となりやすい価格、そこを突破することに意味があります。

小次郎講師のVトレーダー養成講座

あけましておめでとうございます。

今年も「Vトレーダー」を目指してしっかりと学んでいきましょう。

今週も昨年の続きから解説していきます。今週は、価格と2本の移動平均線を使ってその関係性を見ていきます。

今回の2本の移動平均線は中期線(20日)と長期線(40日)のある日の関係を見ながらその状況を紐解いていきます。下図の【A】と【B】を見てください。

この【A】と【B】を見ると、価格が中期と長期の間にあることは同じですが、中期と長期の関係が逆になっています。その違いから、価格の動きやトレンドがどうだったのかを見ていきましょう。

【A】は長期の上に中期があり、その間に価格があります。この基本的な関係がどうなっているかを考えてみましょう。これは、【B】も同じです。

これを考えることでトレンドの動きを理解できるようになります。

では、今年最初の宿題です。この関係性をイメージしてみましょう。

移動平均線大循環分析の見方(簡易版)

移動平均線大循環分析とは?

3本の移動平均線の並び順と傾きで現状を分析し、今後の展開を予測する指標です。価格変動の中で買いにエッジ(優位性)が発生する局面、売りにエッジが発生する局面を見つけ出すことができます。

移動平均線大循環分析

ステージとは?

3本の線の並び順は全部で6種類。それをステージ1から6と名付けました。(下図参照)
価格変動の中でステージは基本的に時計回りで推移し、ときに一時的に反時計回りで推移します。
つまり現在がステージ1だとすると、次に移行するのはステージ2というのが基本で、ときにステージ6に戻ることがあるということです。これ以外の展開はありません。これにより今後の展開が読みやすくなります。

売買チャンス

ステージ1で3本の線が右肩上がりのときは買いトレードにエッジ(優位性)があります。ステージ4で3本の線が右肩下がりのときは売りトレードにエッジがあります。

移動平均線大循環分析において中期移動平均線と長期移動平均線の間を「帯(おび)」と言います。帯は大局トレンドの状態を示します。

帯による分析

帯が傾きを持ち間隔が広がっている状態が、トレンドが勢いを持っている状態です。間隔が狭まったり傾きが緩やかになるとトレンドが勢いを失ったことがわかります。またもみあい相場では帯は横這いとなり、細くなります。
価格及び短期移動平均線が帯の上にいるのが買い時代、帯の下にいるのが売り時代を表します。

※3本の移動平均線は短期5日、中期20日、長期40日のEMA(指数平滑移動平均線)を利用しています。

CFD(くりっく株365)

SBI証券のCFD(くりっく株365)の魅力

CFD(くりっく株365)を
はじめるには

CFD(くりっく株365)取引を行うにはCFD(くりっく株365)取引口座の開設が必要となります。

ログインして専用口座を開設する

※PCでのお手続きを推奨しております

総合口座をお持ちでないお客さまはこちら

総合口座を開設する(無料)

CFD(くりっく株365)関連ページ

免責事項・注意事項

  • ・本資料は投資判断の参考となる情報提供のみを目的として作成されたもので、個々の投資家の特定の投資目的、または要望を考慮しているものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でなされるようお願いします。万一、本資料に基づいてお客さまが損害を被ったとしても当社及び情報発信元は一切その責任を負うものではありません。本資料は著作権によって保護されており、無断で転用、複製又は販売等を行うことは固く禁じます。
page top