米国株決算速報
フラッシュ~決算速報:オクタ A(OKTA)-2.77%~
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エクイティ部 中川 潤一
決算速報(現地5/26引け後発表)
●決算発表後の時間外取引(日本時間9:00時点):239.70ドル(-2.77%)
●売上高:2.51億ドル(予想2.39億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:-0.10ドル(予想-0.20ドル)〇市場予想よりも良好な結果
●5-7月期売上高見通し:2.95億~2.97億ドル(予想2.61億ドル)〇市場予想を上回った
●5-7月期調整後EPS見通し:-0.36~-0.35ドル(予想-0.11ドル)×市場予想よりも悪い結果
●2022/1期通期売上高見通し:従来予想の10.8億~10.9億ドルから12.2億~12.3億ドルへと引き上げた(予想10.9億ドル)〇市場予想を上回った
●2022/1期通期調整後EPS見通し:従来予想の-0.49~-0.44ドルから-1.16~-1.13ドルへと下方修正(予想-0.43ドル)×市場予想よりも悪い結果
CFOの退任や通期調整後EPS見通しが下方修正されたことなどを受け、株価は時間外取引で売られました。
決算のポイント
●2-4月期の業績は市場予想を上回りました。
●2022/1期通期調整後EPS見通しが下方修正され、赤字が拡大する見通しが示されました。
●CFOのMike Kourey氏が6月1日付で退任すると発表されました。
●Brett Tighe氏が暫定CFOに就任するとされています。
経営陣の主なコメント
●広範な需要が強い四半期の業績に繋がり、2022/1月期を素晴らしいスタートで始めることができた。
●今月初めに「Auth0」の買収を完了させたことで、当社のアイデンティティ・プラットフォームがさらに強化され、顧客と開発者にさらなる選択肢を提供できるようになった。
●800億ドル規模の巨大なアイデンティティ市場で、これまでよりもさらにスピーディーに機会を追うことができるようになるだろう。
決算を受けたマーケットの反応
決算発表直後は時間外取引で買いが優勢となる場面もありましたが、徐々に売りに押されました。
決算発表直後は2-4月期の業績が市場予想を上回ったことなどが好感されていたようですが、徐々にマーケットがCFOの退任や、2022/1期の通期調整後EPS見通しが下方修正されたことに注目を移したことで、売りが優勢となっていったようです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:273.05ドル(5/26時点)
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