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特集レポート FX

【米10月雇用統計】10月雇用統計・FOMC・米GDP・ISM製造業景況指数に注目

2019/10/29
提供:SBIリクイディティ・マーケット社

米10月雇用統計

(非農業部門雇用者数前月比/失業率  等)

発表時間 11/1(金)21:30(日本時間)
前回値 +13.6万人 / 3.5%
事前予想 +9.0万人 / 3.6%

米10月雇用統計 予想を確認!

  5月 6月 7月 8 9月 10月予想
非農業部門 雇用者数(万人) 6.2 17.8 16.6 16.8 13.6 9.0
失業率(%) 3.6 3.7 3.7 3.7 3.5 3.6
時間給賃金 前月比(%) 0.3 0.2 0.3 0.4 0.0 0.3
時間給賃金 前年比(%) 3.1 3.1 3.3 3.2 2.9 3.0

※出所:SBIリクイディティ・マーケット
※市場予想は10/29現在の予想平均値

米10月FOMCの予想は?

・労働市場が強さを維持し、経済活動が堅調なペースで上昇との前回の声明文に変化が見られる
・好調が続いていた住宅関連指標が予想を下回り、鉱工業の受注と出荷が下振れる可能性も
・今週10/30発表の米7-9月期GDPは前期比+1.6%~+1.7%と前期(+2.0%)から減速する
・10-12月期は一段と減速が加速する可能性もあることから、FOMCは追加利下げを正当化させる可能性も

10月雇用統計の注目点

・就業者数の伸びは貿易問題に影響され、供給余力の吸収ペースの鈍化とともに2017年のピークを大幅に下回るとの予想通りになるか?
・就業者数は5月以来の10万人割れ(9.0万人増)に減速し、製造業、非製造業ともに民間部門の伸びが鈍化するか?
・賃金上昇率の鈍化傾向は前月に続き継続すると予想される一方 、低インフレも継続するか?

ワーストシナリオ!?

先々週のWSJ紙では、トランプ大統領の経済顧問が外部専門家を招いた会合で、長期化する米中貿易問題が米国経済に打撃を及ぼし、来年の大統領選再選を脅かしかねないと忠告しました。トランプ政権の想定以上に米国経済の減速懸念が高まっているかもしれません。

・米7-9月期GDPが前期比+1.6~+1.7%の予想を下回る

米GDP 前期比(%)の推移

※出所:米商務省経済分析局

・米10月雇用統計、就業者数が予想以上に伸び悩み、5.0万人増~8.0万人増程度へ鈍化

非農業部門雇用者数(万人)の推移

※出所:米労働省

・米10月ISM製造業景況指数が8月以降、3ヵ月連続で好不況の節目50.0を下回る

米ISM製造業景況指数の推移

※出所:ISM

ドル円は年末に向けて110円台を回復するか、それとも109円台回復を手前に失速か

今週の一連のイベント
①米4-6月期GDP  
②FOMC・日銀政策会合  
③米雇用統計・ISM製造業景況指数 
を受けて、一連の指標の予想比上振れが米国経済の過度な減速懸念の後退につながり、観測される108円80銭から109円台にかけてのドル売りが消化され、ドル円は109円台を回復するか、それとも、米国経済の下振れへの警戒感がFRBの緩和政策が想定以上に長期化することにつながり、金利低下を背景に先週安値の108円25銭を下回り、108円割れとなるか、年末までの相場を占う上で注目の一週間となりそうです。

米時間給賃金 前年比(%) 、 前月比(%)

※出所:米労働省

失業率(%)の推移

※出所:米労働省

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