今週はスクエアなどが決算発表を予定！

これまでに決算発表を行った、S&P500指数に採用されている企業356社の動向をみると、売上高が市場予想を上回った企業の割合は59.2%（長期平均は60.2%、過去4四半期平均は58.8%）、調整後EPS（1株当たり利益）が市場予想を上回った企業の割合は75.8%（長期平均は64.8%、過去1年の平均は74.1%）となっています（リフィニティブによる集計、11/1時点）。

今週決算発表を予定している当社顧客の保有ランキング上位銘柄（2019年9月末時点）について、以下決算のポイントなどを簡単にまとめました。また、ページ下部にある図表1では、主要企業（S&P100指数採用銘柄）について、売上高やEPSなどの市場予想を掲載してあります。あわせてご覧いただければと思います。

そろそろ今四半期の決算シーズンも一段落してきた印象ですが、来週もエヌビディア（NVDA）などの決算が予定されていますので、引き続きご注目ください。

スクエア（SQ）：11/6（水）引け後
アナリストの一部がスクエアについて割高であると指摘する中で、今後も高い成長率を維持できる見通しであるかどうかが大きな注目点となりそうです。また、同社が提供する送金アプリ「Cash（キャッシュ）」はペイパル　ホールディングス（PYPL）の同様のアプリ「Venmo（ヴェンモ）」よりも好調であるとの観測もあるようですが、そうしたアプリの動向についても注目したいと思います。