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フラッシュ~決算速報:クラウド ストライク ホールディングス A(CRWD)~
エクイティ部 中川 潤一
決算速報(現地3/19引け後発表)
●決算発表の翌営業日:49.01ドル(+17.42%)
●売上高:1.52億ドル(予想1.38億ドル)〇市場予想を上回った
●調整後EPS:-0.02ドル(予想-0.09ドル)〇市場予想よりも良好
3/19引け後の決算発表では11-1月期の業績と来期業績見通しが市場予想よりも良好なものとなり、3/20はNYダウ指数が900ドルを超える下落となるなかで、クラウド ストライクは17%を超える大幅高となりました。
決算のポイント
●11-1月期は売上高・調整後EPSが共に市場予想よりも良好なものとなりました。
●2-4月期の売上高見通しは1.643億~1.676億ドルとなり、市場予想の1.494億ドルを上回りました。
●2-4月期の調整後EPS見通しは-0.07~-0.06ドルとなり、市場予想の-0.09ドルよりも良好なものとなりました。
●2021/1期の通期売上高見通しは7.233億~7.335億ドルとなり、市場予想の6.809億ドルを上回りました。
●2021/1期の調整後EPS見通しは-0.14~-0.10ドルとなり、市場予想の-0.18ドルよりも良好なものとなりました。
経営陣の主なコメント
●この四半期は「並外れた1年」を締めくくるに相応しい、素晴らしいものとなった。
●在宅勤務などのリモートアクセスを増加させるなか、当社が提供するセキュリティの必要性は高まっている。
決算を受けたマーケットの反応
11-1月期の業績と、来期業績見通しが市場予想よりも良好なものとなり、新型コロナウイルスも業績にそれほど悪影響を与えていないとみられることから、株価は大幅高となりました。
一部アナリストから「クラウド ストライクについては、在宅勤務の流れがむしろ追い風になっている可能性もある」という声もでているようですが、新型コロナウイルスの感染拡大は、少なくとも現時点で業績に大きな悪影響は与えていないようです。ズーム ビデオ コミュニケーションズ(ZM)など、一部「テレワーク関連」とみなされている銘柄はマーケット全体が急落するなかでも堅調な値動きとなっていますが、もしかしたらクラウド ストライクもそうした銘柄の一角として考えてよいのかもしれません。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均:71.11ドル(3/22時点)
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