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フラッシュ～決算速報：アルファベット A（GOOGL）+6.50%～
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エクイティ部 中川 潤一
決算速報（現地10/29引け後発表）
●決算発表後の時間外取引（日本時間9:00時点）：1,658.00ドル（+6.50%）
●売上高（トラフィック獲得コスト、TACを除いたベース）：380.1億ドル（予想353.5億ドル）〇市場予想を上回った
●EPS：16.40ドル（予想11.42ドル）〇市場予想を上回った
●「YouTube」の広告売上高：50.4億ドル（予想：45.2億ドル）〇市場予想を上回った
●クラウド事業の売上高：34.4億ドル（予想：33.1億ドル）〇市場予想を上回った
4-6月期は2004年の上場以来初めての減収となりましたが、7-9月期は前年同期比+15%の増収となり安心感が広がったことで、株価は大幅高となりました。
※出所：トムソン・ロイター（現地10/26までの過去半年間、移動平均線は200日）
決算のポイント
●7-9月期は4-6月期とは違い、増収を確保しました。
●クラウド事業の売上高は前年同期比+45%の増収率となりました。
経営陣の主なコメント
●フィットビット の買収は年内に完了できる見込み。
●「YouTube」の有料会員数は3,000万人を超えている。
●米司法省が独占禁止法（反トラスト法）違反で提訴してきているが、当社はインターネット検索に引き続き注力している。
●クラウド事業について今後さらに開示を進めていく。
決算を受けたマーケットの反応
2004年の上場以来初めての減収となった前回の決算発表とは違い、前年同期比で+15%の増収となったことで株価は大幅高となりました。
アマゾン ドットコム（AMZN）やアップル（AAPL）などと比較して株価の上値が重い展開が続いていたアルファベットですが、今回の決算発表で同社の広告事業が回復してきている兆しが示されたことが好感されたようです。
Bloombergがまとめたアナリストの目標株価平均：1770.47ドル（10/29時点）
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